こんにちは
電車に乗った時
座らないし吊り革にも掴まらない
水道橋駅徒歩1分
プライベートヘアーサロンCANMEGO
タトゥースタジオ東京四月
日焼けサロンTeKaruguを運営する
トータルビューティーGoodOnlyDesign
の竹林です!
ここまでの話
を踏まえて今回は
当業界でも意外と知らない人が多い
「デザイン」と「アート」の違いを
説明します!
もちろん知ってる方は
当たり前田日明なので
読まなくて大丈夫ですし
理美容師を含め
知らなかったという方は
是非最後まで読んで頂いて
これを期に
ファッション業界の常識として
知っておきましょう!
よくごっちゃにされて
テキトーに使われがちな
「デザイン」と「アート」という
この2つの言葉の意味は
実は大きく違います!
もう答えから簡単に言うと
デザインとは
「誰か」を満足させるための制作で
アートとは
「自己」満足のための制作です!
なので
当業界でよく使われる
「ヘアーデザイナー」
「ヘアーアーティスト」
という言葉も
意味を分かってなくて
間違った使われ方をしている
ことが多く
基本的に
サロンワークの場合
料金を払ってるお客様を満足させる
ヘアースタイルを作る仕事ですから
やってることは
ヘアー「デザイン」で
カットコンテストや
ヘアーショーというライブとかで
個人の価値観を表現してる時が
ヘアー「アート」になります。
なので私も
サロンワーカーとして
お店に立っている時は
ヘアーデザイナーという肩書きで
お客様一人一人の要望を満たす
というスタンスですが
コンテストやライブでは
自分の世界観を表現する
というスタンスで
その場に立ってきました。
それとよく
デザイナーとアーティストでは
アーティストの方が
なんとなくレベルが高いイメージを
持っている方もいると思いますが
私個人的にはその逆です。
なぜなら
アートは誰でも作れます。
他人の評価なんて気にせず
自己満の作品を
自分でお金をかけて
作れば良いだけなので。
他者を満足させ
その満足度に見合ったお金を頂く
デザインの方が
どう考えても難しいと思いますし
難しいからこそやりがいもあり
面白いと思っています。
このスタンスの違いを
理解したうえで
ちゃんと仕事をしている人か
どうかによって
結果的に
仕事ができる人かどうかにも
大きくかかわってること
だと思うので
理美容師なら
ここはちゃんと学んでおくべき
ポイントだと思います!
ただどちらも
以前のブログ「センス」で
話した
クオリティに直結する
「感性」を高めることが
とても大事です。
もちろん
コンテストなどで
自己満足の作品を
妥協なくとことん作ることに
没頭することも
凄く楽しいですし
学びにもなります。
なので
普段はサロンワーカーとして
デザイナーのスタンスで
お店に立っていて
表には出さなくても
その裏側に
アーティストの一面も持ち
デザイナーとアーティストの両面を
実は合わせ持っていた方が
技術者としては絶対
より良いと思います!
ちなみにコンテストでよく見かける
入賞を目的として
審査員ウケを狙った作品を
作ってる人がやっていることは
あくまでデザインなので
私個人的には
見たことある二番煎じで
驚かされない
そういう場では
見てもつまらない作品
が多いですね。
そして洋服で言うと
よく「モード系」などと呼ばれる
ジャンルの服が
アートよりなファッションとなっており
それぞれ
作った人の独特の価値観が
色濃く表現されている
ハイブランドの服で
斬新で革命的でとがった服だったり
一般人が日常で着るのは
実用性的には少し難しめだったりして
それゆえ
見る人が見たらオシャレだし
人によっては
キモいと言われる服となります。笑
その真逆は
ユニ◯ロです。
安くて
実用性重視で
シンプルなぶん
見た目に当たり障りもなく
ただ人によっては
ダサいと言われる服となります。
また音楽で例えると
ミュージシャンのことも
よくアーティストと表現されますが
売れ線狙いのミュージシャンは
デザイナーと呼んだ方が正しい
ということになります。
そんな感じで
これは
どんなジャンルにも当てはまるので
知っておいた方が良い話ですね!
今あなたは
デザイナーですか?
アーティストですか?
美を学び
美を深め
美を伝える
それが私の存在意義。
あなたと一緒に〜
キャ〜ン ミ〜 ゴー!
ではまた!